HOME >「ユウキ」 | エアーズロック留学(オーストラリアへの留学・ワーキングホリデー)
エアーズロック留学代表・吉田宏幸がオーストラリアへ留学中に出会った仲間達のストーリーが、2006年の24時間テレビ29「愛は地球を救う」~絆、今私たちにできること~(日本テレビ系列)内でスペシャルドラマとして放送されました。『ユウキ』の生き方と、仲間達の絆を描いた物語です。
ご興味のある方は、遠慮なくご連絡下さい。(本・DVDを無料で貸し出しております)
詳細は、下記をご覧下さい。
ユウキと一緒に
世界で8例しか症例のない難病と闘う。表現豊かで年下だったのに
時々、人生の先輩のような言葉を投げてくるヤツ。
ピュアカナダ代表。オーストラリアでは毎日バスケをして毎晩、夢を語ってました。
そんな2人とも夢をかなえ切磋琢磨しているけどアホな仲間です。
年上のお姉さんだけどいつも目線を合わせて話をしてくれる気遣い屋さん。
左:じゅんじ 右:ハマちゃん (中:私)
写真家でおちゃめなハマちゃん。私は彼の撮った写真から伝わってくるパワー
にいつも心を打たれます。(ハマちゃんのHP → http://www.shinobe.jp/index.html)
一児の母、いつも笑顔を絶やさないムードメーカー。
じゅんじの嫁さん。いつも私はお世話になりっぱなし。面倒見の良いお姉さん。
私は学校を卒業してオーストラリアへ渡りました。最初は学校に通って、毎日が刺激のある充実した日々でした。ですがそんな日々にも慣れ何も目的もない時間を私は4か月ほど過ごしました。オーストラリア生活も半年を残すのみというところでルームメイトが帰国前の旅行にパースへ飛び立ち、帰ってきた日に彼は私に・・・〝パースで会った日本人がさシドニーに来るんだけど泊めてやってよ〟と・・・私は一度もあったことがないし話を聞くと1人ではなく4人いると・・・そんな中に雄基がいました。
雄基とはシドニーで何をしたのではなく普通に毎日を過ごてました。彼と過ごした毎日は他の誰かと過ごした毎日と何ら変わりなく、今思い出そうと思っても思い出せません。
そして別れの日・・・彼とはありきたりのあいさつで〝いやぁ楽しかったよ〟とか〝また日本で会おうぜ〟などという言葉で別れました。
そして数日後、例のごとくシドニーの街中を何をすることもなく、ブラブラしていると前の方で見覚えのある長髪の目つきの鋭いヤツが歩いてくるではないですか。そうユウキでした。目つきの鋭いやつが私を見つけるや、〝おぉ~ヒロくん〟と仏のような笑顔で話しかけてくれました。
その日ユウキとなぜか自分の夢や目標を話してました・・・しかも路上で。ウチに泊まってた時もいろいろと話は聞いていたのだけど、私がこのときユウキに〝とりあえずこのまま楽しんで日本帰るかなぁ〟って話をしてたら、目つきが鋭くなり〝ヒロくんはそれでいいの?〟〝オーストラリアに来て日本にいた時と同じでいいの?〟と言われました。衝撃でした・・・そのあと彼は自分のオーストラリアの旅の話をしてくれました。〝俺はオーストラリアが嫌になるくらい旅をしてきたよ。〟〝ヒロくんもいやになるくらい旅してきなよ〟〝そして俺の家でもあるシティ&サーフに行ってきてよ〟と熱く語ってくれました。
オーストラリアへきて惰性で過ごしてきた私の心を一瞬で燃え上がらせてくれました。その日の帰り、バックパックと寝袋を買い家に帰り、翌日にはバスの会社に行きオーストラリアを1周できるチケットを買いました。今思うと留学エージェントへの夢への挑戦はここから始まっていたのかもしれません。そして約6か月で1周まわり切りました。でも不思議とオーストラリアを嫌いにはなりませんでした。むしろ以前よりも好きになってました。
そして私は旅の最中に出会った数多い出会いによって人の温かさや優しさ、そして人種の壁がない事を知りました。
オーストラリア人の青年と夜空の下恋バナをしたり、エアーズロックのバックパッカーではゲイとは知らずに車に乗せてもらったり、いろいろ面倒見てもらったり、イタリア移民の年の差が2回りほどあるヤツと親友になり別れ際に人目もはばからずに抱き合ったり、ヨーロッパのヤツらと会ったその日にバーでつぶれるまで飲んだり。
旅での思い出は数知れずです。アメリカでもヨーロッパでもアジアでもゲイでもレズでもみんなイイヤツでした。
ユウキとあの日に出会わなかったら今の私はなかったかもしれません。
私も人間なのでもしとかなんで?とか自分に言い訳をたくさんしてしまいます。でも思い切って〝何かに挑戦する〟ということの大切さを短い期間のオーストラリア生活で学びました。
帰国後ユウキとは連絡も取らなかったのですが、ある日の街中で買い物帰りの途中にどこかで見覚えのある、目つきの鋭い長髪の???どこかで感じた同じ感覚・・・・〝もしかしてユウキくん?〟〝もしかしてヒロくん?〟お互い縁もゆかりもない場所で再会しました。
ユウキとはいつも突然出会い、突然別れるという印象でした。いつもなんとなく次会えるかな?という感覚が私にはありました。
まさか彼と直接顔を見て話をするのがこの日が最後だなんて思いもしてなかったです。
それからしばらくして私は大手旅行会社に採用になり青森に配属になっていました。青森にいたのでみんなとの連絡も遠のいていたある日に〝ユウキが入院した〟との連絡最初は〝すぐ出てこられるんだろ?〟と軽い感じで受け止めていた。
しかし病は進行し続けました。骨が溶け、顔が歪み、歯が抜け、失明しました。それでも彼はいつも私たちに元気を分けてくれていました。本当はユウキが一番つらいはずなのに・・・いつも笑わせてくれていました。そんなユウキは名前の通り最後までみんなに勇気を与えてくれました。いや、今でも勇気を与え続けています。
私とユウキがいつも話していたのは〝やぁやっぱオーストラリアはデカいね〟〝オーストラリアの事をもっと日本で紹介したいよね〟とか〝ダーウィンのフィッシュアンドチップス最高だった〟とか〝いやいやフリーマントルのだよ〟なんて話をしていたことを昨日のことのように思い出します。
エアーズロック留学センターはそんなユウキと私の夢を形にしたものの一つです。私のユウキへできる自慢話しのひとつとしてたくさんの人に夢のある国、夢を叶える力と出会いをくれる国〝オーストラリア〟を体験してきてほしいと思います。
この本とDVDはお涙ちょうだいという趣旨では作られておりません。
オーストラリアという大きな国で人生の中の1年というほんのわずかな時間でできた強い絆と大きな出会いです。
私たちにユウキが教えてくれたこと〝どんな時でも、どんな状況でも前を向いて立ち向かい、決してあきらめることなく生きる勇気と力〟を感じてくれたらと思います。
ユウキの本やDVDに使われている写真はハマちゃんが実際に撮った写真を使っております。ハマちゃんもまたオーストラリアで夢を見つけ実現したヤツです。
いつもハマちゃんの写真からは〝風〟を感じます。
そんなハマちゃんの写真が私は大好きです。小栗旬さんと比べちゃうとイメージ違いますが生き方はグレートですよ。ぜひ一度ハマちゃんのHPも見てみてください。
ハマちゃんのHPはコチラ → http://www.shinobe.jp/index.html
エアーズロック留学に興味がある方でオーストラリア留学をご検討いただける方で迷われている方で背中を押してほしいといわれる方に貸し出しいたします。
お問い合わせのページの備考欄に本・DVD貸し出し希望とご記入いただき、送信ください。
※返送の送料は各自ご負担願います。
「ユウキ」のDVD・本を見た方に感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。
「ユウキ」読ませていただきました。ユウキさんは若いのに周囲に流されず、自分で人生を切り開いていける強い心を持っていました。
それゆえ普通の人は肉体的にも精神的にも耐えられないような状況の中で、お見舞いに来た人が逆に元気をもらうくらい明るく希望を持って生きていたんだと思います。本の内容は確かに悲しいお話で、あまりの壮絶な病状に涙がでてきましたが、読み終わると生きる希望がわいてくる、そんな不思議な本でした。私も誰かに元気を与えられるような生き方をしたいと思いました。
今回、エアーズロック留学の吉田さんと交流のあった、三田雄基さんの生涯を描いた本「ユウキ」を読みました。
雄基さんは、とても真っ直ぐな方で、23年という短い人生を、自分で決めたことをやり通し、急に降りかかった難病にも最後まで立ち向かって生きた方でした。
雄基さんの素晴らしいと感じた点は、自分が難病で苦しんでいるのに、家族・仲間・知人等への気遣いが出来るところでした。これは、普段生活をしている中で嫌なことがあると、なかなか出来ていない事だと思います。他にも見習うべき部分の多い人だと感じました。
※これから留学を考えられている方々へ
留学の目的は人それぞれ違えど、その土地で出会った人との繋がりは一生ものの価値があると思います。また、日本に居ては味わえない喜びや苦しみもたくさんあるでしょう。異国で暮らすという不安もあるでしょうが、いつでもエアーズロック留学さんが力になってくれます!一生涯心に残る留学をされることを願っております。
雄基さんは本当に人として素敵な方だと思いました。自分が苦しい時でも、友達や家族に常に明るく接して周りを明るくさせてしまうところがすごく素敵だと思いました。あと、友達や親、幼稚園の先生方たちが雄基さんの為に「今の自分に何が出来るかな」というのを考えてきちんと行動している場面に感動しました。雄基さんは亡くなってしまったけど、友達が毎年のように来て雄基さんのお話をしているというのは、友達の優しさもだけではなく、雄基さんの人柄と人望の厚さだと思ったので私も雄基さんのような人になりたいなと思いました。雄基さんの飼っていたボンとの絆もすごく深くて素敵だなと思いました。
ピュアカナダの小谷ご夫妻から、ユウキくんのお話を聞き、本を読ませていただきました。私はオーストラリア滞在中に、癌宣告を受け、現在は抗がん剤治療中です。
生きることは、時々、思い通りにいかないものです。病気は、本人にしか痛みはわかりません。この言葉は小谷さんにかけていただいたのですが、「病気は俺達には治せない。医者に任せるしかない。だけど、家族には家族、友達には友達にしか出来ない事がある」と。
まったくその通りだと思いました。
私は、ユウキくんのように、強くはなく、とても弱い人間です。ただ、ユウキくんも言っていたように、この病気はきっと、自分が作ったのもだから、自分で治せるかもしれないと、希望をもって生きていたいのです。
もちろん、一人の力ではどうにもならない事があります。医学の力、そして何よりも大事なのは、やっぱり友達の力です。
友達がいれば、世界は変わります。孤独の暗闇から、光が見えるのです。
ユウキの本は、病気にかかる前に一度読んだことがあったのですが、再度読み返して、以前よりも心に響くものがありました。
完治させて、今度こそオーストラリアの大学に進学したいと思います。
生きていれば、叶うと信じています。